あやしい喫茶、開発部

空想のあやしい喫茶店のメニュー開発を担当してます

#8 簡易版お手製ラー油と具丼の開発

年末、良い感じに脳が溶けてきた皆さん、こんにちは。

今日は、年末の気怠い日に辣油を作ってみた話をお送りします。

簡易版お手製ラー油

今回用意した香辛料は、花椒、唐辛子、桂皮、八角、五香粉。

辣油は花椒と唐辛子を中心に、桂皮、八角、陳皮、丁子などが使用されます。

陳皮や丁子は普通のスーパーにはまず売ってないので、レア度の低いノーマルキャラを中心に編成していきましょう。唐辛子と花椒さえ外さなければ大体大丈夫。

香味油を作る。計200ml、サラダ油とごま油の混合物を用意。

ネギ、生姜一片、にんにく一片をざっくり切って、香辛料と一緒にダイブし、香りを移します。10分程度、焦がさぬようにじわじわ揚げると良い塩梅となる。

今回は香味油を、粉唐辛子で受ける構造にする(辣油の構造は諸説あり)。

受け側の粉唐辛子を軽く湿らして、高火力で熱した油をそそぐ。辛さの調整はここでやるのが良いと思われます。適度な量でいきましょう。

うまい油が爆誕しました。まったりと辛くてよいですね。

んー、なんか作るか。

具丼

台湾ラーメンの具と肉まんの具を悪魔合体させたら最高では、のようなイメージが降りてきたので従ったものです。

豚ひき肉を辣油、にんにくで炒め抜いて、カリカリにしていく。適宜、具を投入。味付けは醤油、豆板醤で決める。 

炒めた結果。

食感豊かで辛くて脂っこくてうまいですね。というか油が旨いので、結局うまいです。中華はうまい油で作るとうまい、本質情報だ。

これは丼にして、卵黄載せるべきでは、のイメージに従ったものです。卵黄を載せることで、濃厚な白米と油のマリアージュを楽しむことができました。あー最高。