あやしい喫茶、開発部

空想のあやしい喫茶店のメニュー開発を担当してます

#7 ピュアな水炊き、あるいは、鍋の本質

こんにちは。

こうも寒いと外にでるのも億劫で、凝った料理をする気も失せますね。考えるのも面倒なので、今晩のおかずは鍋です。

めしにしましょうの「大水炊き展」風の水炊きでいきましょう。

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まずはご家庭にある寸胴と白菜と鶏肉を用意します。

寸胴は一家に一台あると、よいですね。一人暮らしの場合、6リットル〜7リットルの小型の寸胴がおすすめです。これで、いつでも鶏ガラ炊けるね(今日は炊かない)。

鶏肉はちょっとだけいいやつ使いましょう。

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白菜をぶちこみます。

白菜二分の一でだいたい、小型の寸胴のキャパいっぱいとなる。水をカップ一杯だけいれ、うまい昆布を大量に刺します。

このまま20分待つ。

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白菜自身から出た水でじゃぶじゃぶに煮えます。再帰的白菜煮。

かさもおよそ半分になりました。ここで鶏肉を投入し、さらに10分程度煮る。

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たっぷりのスープをよそって、ゆずをぶしゃっと絞って完成。

えーっと、スープが激ウマです。大変ピュアで濃い水炊きの味がします。大量の白菜と鶏肉を煮込んで一気に追い込むのが大事なんだね。水炊きの本質を発見しました、隊長。

手抜き料理の割に、こんなにうまいって凄いことだな。水炊きの抽象概念に、思いを馳せたある冬の日の話でした。

 

めしにしましょう(1) (イブニングコミックス)

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